会社概要

会社沿革

昭和14年の創業以来70余年に亘り鳥取県を代表する総合印刷会社として業界をリードし、地域経済界の一員としても確固たる地位を有して来た。

昭和27年の鳥取大火、昭和63年の類焼による本社工場の全焼火災と数度に亘る危機を乗り越え、平成4年には山陰初のB2高速オフセット輪転機を導入、逐次設備の増強を図り自動印刷体制が完成。自動見当装置等の設置により品質管理体制も強化された。

平成13年には菊全判両面カラー枚葉機を設置し、高級カタログ、パンフレット等の生産能力も大幅に向上することとなった。

原版作成工程も平成11年多数のパソコンを駆使することによる入力から出力までのデジタル制作を成し遂げたのであるが、その総仕上げとして平成14～15年にCTPシステム（刷版直接描画装置）2ラインを加え、CTP出力による中間工程の削減により品質精度の向上を見る事ができた。

更に平成17年「多品種少ロット」「必要な時に必要な量だけを」を目指してオンデマンド印刷機の設置を図り、以て緊急時の即納態勢も整う事となった。加えて従来からの高精細印刷への取り組みも満足出来る水準に達し製品化する事が出来た。

今後については主力である高性能大型設備に加え、オンデマンド印刷による多品種少ロット対応、高精細印刷、「ひと味違う高級カラー」により、お客様のあらゆるニーズに素早く対応出来る工場の構築を目指していく。

現在の極めて厳しい経済環境の下ではあるが、このような生産体制により県内はもとより山陽京阪神方面に販路を広げつつあるなど、「改革と品質向上」をスローガンとする、伝統の中に常に変化を求め将来に向けて発展を続ける可能性を秘めた企業である。